日本は人工芝 メジャーリーグは天然芝

芝

当時画期的だった東京ドームが完成してから、数年が経過しました。

日本のプロ野球が行われる会場、つまり野球場はメジャーリーグの野球場と比べるといくつか違いがあります。では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

まず、天然芝のグラウンドが極端に少なく、人工芝が一般的です。メジャーリーグの野球場はまるっきりこの反対で、人工芝が少なく天然芝が多いので、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍して、まず苦労するのが、イレギュラーバウンドが多くなる天然芝でのプレーだとよくいわれます。

次に、日本はメジャーと比べてドーム式の球場が非常に多いです。これは日本の気候が関係しています。雨が集中して降る時期、たとえば梅雨があるため、ドーム球場を多くしないと雨天中止の試合がどんどん増えてしまい、日程を消化できないからです。

メジャーの球場も一時期、ドーム型の球場が増えていた時期がありましたが、最近は減少傾向です。これは、野球は天然芝の上、そして空の下でプレーするものという文化が反映されているからです。