靱帯はサッカー界が悩まされてきたケガ

リフティング

世界のサッカー界を悩ます選手のケガ。特に欧州のビッグクラブとなればなるほど、年間の試合数が増加します。ケガによって選手生命を絶たれたプレーヤーも少なくありません。

日本も例外ではなく、10代の頃は日本サッカー界を背負って立つと言われ、将来を渇望された選手もケガによって次々と引退したり、伸び悩みをしました。

サッカーは他のスポーツと比べ、怪我をしやすいとされています。その理由は相手選手との激しいコンタクトや、運動量の多さなどから故障を招くことが多いのです。

サッカー選手の怪我で多いのは、打撲や骨折、靭帯損傷や肉離れなどです。しかしこれらの怪我は適切な処置を受けることで回復するため、故障する前の状態に戻すことは十分可能です。

選手を引退に追い込むリスクのあるケガは、靭帯の断裂です。特に前十字靭帯を断裂した選手は復帰に時間が掛かるケースが多く、仮にピッチへ戻ってきたとしても故障前の状態に戻ることが難しいと言われています。

日本のサッカー界でも、前十字靭帯を断裂していなければ、輝かしい未来が待っていた選手は数多く存在します。ただ、最新の現代医療では復帰までの速度や精度が向上しているため、以前までとは異なり再びピッチに舞い戻ってくるケースが増えてきており、サッカー界全体に明るい兆しを見せています。

ブンデスリーガのデータによると、1選手で平均50日ほどケガで戦線離脱しているそうです。