統一球 現在、プロ野球で使われているボールは統一球と呼ばれるもので、国際試合で使われるボールに合わせた仕様になっています。国際試合のボールはメジャーリーグで使われるものに近く、そういった点では日本とメジャーの球は似ているといえますが、実際に比べてみるとかなりの違いがあります。 具体的な違いですが、まずは縫い目です。投げるときには縫い目に指を引っかけるので、縫い目の具合は非常に重要ですが、どの球も同じような縫い目になっている日本の球と違い、メジャーの球はバラバラです。また皮にも差があり、メジャーの球はつるつると滑りやすいものの、日本の球はしっとりとして手になじむような作りになっています。日本のプロ野球選手が国際試合に出場したあと、球が滑って投げにくいというのはこのためです。 では、なぜこうした違いが出てしまうのかというと、一番の理由は制作過程です。アメリカの球の作り方はどちらかというと大雑把なので品質がバラバラになってしまうのです。 ニューヨークヤンキースに所属し、開幕投手を務めた田中将大投手が「今年(2017年シーズン)のボールは飛ぶ」と、コメントをしていました。
現在、プロ野球で使われているボールは統一球と呼ばれるもので、国際試合で使われるボールに合わせた仕様になっています。国際試合のボールはメジャーリーグで使われるものに近く、そういった点では日本とメジャーの球は似ているといえますが、実際に比べてみるとかなりの違いがあります。
具体的な違いですが、まずは縫い目です。投げるときには縫い目に指を引っかけるので、縫い目の具合は非常に重要ですが、どの球も同じような縫い目になっている日本の球と違い、メジャーの球はバラバラです。また皮にも差があり、メジャーの球はつるつると滑りやすいものの、日本の球はしっとりとして手になじむような作りになっています。日本のプロ野球選手が国際試合に出場したあと、球が滑って投げにくいというのはこのためです。
では、なぜこうした違いが出てしまうのかというと、一番の理由は制作過程です。アメリカの球の作り方はどちらかというと大雑把なので品質がバラバラになってしまうのです。
ニューヨークヤンキースに所属し、開幕投手を務めた田中将大投手が「今年(2017年シーズン)のボールは飛ぶ」と、コメントをしていました。